結婚記念日のお祝いの時期

ご夫婦2人にとって特別な1日である結婚記念日。

ご夫婦の絆をよりいっそう深めるためにも、お祝いをする方は多いことでしょう。

しかし、結婚記念日には、戸籍上夫婦となった入籍日と、結婚式を挙げた挙式日の2つがあります。

入籍と挙式日が同日でない方の場合、「どちらを結婚記念日としてお祝いするのか」迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

入籍日と挙式日のどちらを結婚記念日とするべき、という決まりはなく、どちらを選ぶかはご夫婦それぞれです。

以前は、挙式日を結婚記念日としている方が圧倒的に多かったようですが、最近では入籍日を結婚記念日としている方も増えています。

また、日付がバラバラだと覚えにくいため、結婚式を挙げた当日に役所へ書類を提出し、挙式日と入籍日を同じ日にしている方もいます。

挙式日を結婚記念日としている方は、式を挙げた日を、家族や親戚、友人など、たくさんの人から祝福を受けた思い出深い日として大切に考えているようです。

書類を提出して手続きを済ませれば戸籍上は夫婦となりますが、「結婚式という形で周りの人たちにお披露目をし、これまで支えてくれた方たちから認められて初めて正式な夫婦となる」と捉えていることは、とても素敵な考え方だといえます。

また、「書類を提出しただけの入籍日よりも、しっかりと記憶に残っている」という方もいるようです。

入籍日を結婚記念日としている方は、やはり公式に「家族」となったのは籍を入れたときであるため、入籍日のほうを重要な日と考えているようです。

また、人によっては結婚式を挙げない方もいるため、式を挙げた方も挙げていない方も共通の結婚記念日として考えられる、という意見もあります。

式場の手配や2人の仕事の都合上、挙式日は自由に決められないのに対し、入籍日の場合は、2人の好きな日に決められるというメリットもあります。

例えば、交際がスタートした日やどちらかの誕生日など、入籍日をこだわって選んだご夫婦は、結婚後もずっと、2人の思い出の日を祝うことができそうですね。