白寿(はくじゅ)とは?基礎知識とお祝い方法、人気のプレゼントをご紹介
99歳の長寿祝いを「白寿」と呼びます。
平均寿命を超え、100歳まであと一歩のところまで近づいた白寿は大変おめでたいお祝いといえるでしょう。
これまでの感謝と労いの気持ちを込めて、きちんとしたお祝いの席をもうけたいものですね。
今回は白寿の基礎知識からお祝い方法、人気のプレゼントまでを紹介します。
目 次
白寿とは?
ここでは2018年に白寿を迎える人の紹介から白寿の由来、風習、色を紹介します。
2025年に白寿を迎える人を紹介
長寿祝いの数え方には満年齢を基準としたものと、数え年を基準にしたものの2つがあります。
満年齢とは生まれた年を0年(0歳)とし、現時点までの時間を表したもので、最も一般的な年齢の数え方です。
2000年に生まれ、2018年に誕生日を迎える人は18歳ということになります。
対する数え年とは、生まれた時点の年齢を1歳とし、それ以後は元旦のたびに1歳を加算して歳を数える方法です。
数え年では、その年の誕生日を迎えていない人は「満年齢+2歳」、迎えている人は「満年齢+1歳」で数えるため、少し複雑といえるでしょう。
2025年に白寿を迎える方は、満年齢でお祝いする場合1926年(大正15年/昭和1年) 、数え年では1927年(昭和2年)です。
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由来と意味
「百」という漢字から「一」を取ると「白」になります。
百ひく一は九十九」となるため、99歳の長寿祝いは「白寿」と名付けられました。
中国から伝わったと言われる「還暦」や「古希」とは違い、白寿は日本発祥のお祝いです。
長寿祝いは室町時代頃から始まったとされていますが、庶民に定着したのは江戸時代といわれています。
時は99歳まで生きる人が大変珍しかったため、白寿のお祝いがされることはほとんどありませんでした。
風習、色は?
還暦や古希は室町時代にはじまり、のちに白寿も加わったとされています。
還暦や古希は中国発祥であるため、地域によるお祝いの風習に大きな違いはありません。
お祝いされる人がちゃんちゃんこを着たり、親族が食事会を開いたりしてお祝いするのが一般的なお祝いのスタイルです。
寿のテーマカラーは名前の通り白色とされています。
ホワイトカラーのプレゼントを贈ったり、ちゃんちゃんこを用意したりすると喜ばれるでしょう。
白寿祝いにオススメのプレゼント5選
ここでは白寿祝いにオススメのプレゼントを5つ紹介します。
花束
プレゼントの定番である花ですが、やはり贈られるとうれしいものです。
白寿祝いのテーマカラーである白色を中心にしたバラの花束を花屋さんに作ってもらうといいでしょう。
また、最近は、花束よりも長持ちするプリザーブドフラワーもアレンジメントになるものの人気が高いようです。
お誕生日新聞
「お誕生日新聞」とは生まれた日や記念日当時の新聞を購入できるシステムです。
お祝いする本人の生年月日や結婚記念日に発行された新聞を取り寄せて、家族みんなで昔を懐かしんでみてはいかがでしょうか。
思い出話に花が咲いて、きっと素晴らしいひと時を楽しめるでしょう。
白寿祝いのプレゼントなら「お誕生日新聞」
フォトブック
これまでの思い出の写真を集めて一冊の本にまとめた「フォトブック」はいかがでしょうか。
99年分の写真ともなると、かなりの量になるので、各年代の写真の中から選りすぐりのものを選びましょう。
写真屋などでは、フォトブックの制作を受け付けていることが多く、表紙のデザインや素材を選んで写真を渡せば、まとめて作ってくれます。手作りもおすすめです。
湯のみ
白寿のお祝いには、毎日使ってもらえる湯のみをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
有名な江戸切子など高級感のある湯のみを選ぶと、特別感が出ておすすめです。
オリジナルのサインやメッセージをいれてもらうのもいいでしょう。
マッサージ器
肩こりや腰痛に悩まされている人には、手軽に使えるマッサージ器をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
大きなマッサージチェアになると数十万円かかりますが、ハンドマッサージャーであれば数千円から数万円で購入できます。
99歳という年齢を考えて、刺激が強すぎないものを選びましょう。
白寿のお祝いのポイントは?
白寿のお祝いをするときには、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。
お祝いの開催は体調を考慮することが大切
99歳ともなれば、体力が衰え、体調がすぐれないという人も多いでしょう。
旅行など外出してお祝い事をするのも素敵ですが、お祝いする人の体調を考えないのは、やや配慮の足りない行為です。
お祝いする人の体調を考慮した上で、いつどのようなお祝いをすればいいのかを考えましょう。
物だけではなく労いの言葉が喜ばれる
白寿を迎える年になると、物欲がなくなってくると言われています。
プレゼントも素敵ですが、それだけではなく労いの言葉を添えたメッセージを送ることでより一層喜んでもらえるでしょう。
みんなでお祝いする場合、色紙を用意したり、メッセージカードをひとり1枚ずつ書いたりするとよい思い出になります。
直接お祝いの言葉を送るのが恥ずかしい、という人もこれならば気持ちを伝えられるでしょう。
どんなメッセージを添えればいいのかわからないという方は、下記サイトを参考にしてください。
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